「仲良し」になることよりも、大切な「境界線」の話

最近、利用者さん同士のやり取りを見ていて、改めて「人間関係の難しさ」を感じることがあります。

相手の言動に不満があっても、「怒らせたら怖い」「気まずくなりたくない」と、自分の気持ちに蓋をしてしまう。そして限界が来ると、その場所から去りたくなってしまう。せっかく「社会と繋がりたい」と一歩踏み出したのに、それではあまりにも勿体ないと感じます。

事業所に通い始めたばかりの頃の皆さんは、きっとこう思っていたはずです。

「自分の目的のために来ている。友達を作りに来たのではない。いつかは一般就職をしたい」と。

もちろん、職場の人間関係は大切です。でも、それは「相手の顔色を伺うこと」ではありません。嫌なことは「嫌」と伝え、自分と相手の間に適切な「境界線」を引くこと。これも立派な就労訓練のひとつです。

もし、相手との関係が原因で「通う意味」が薄れているのなら、もう一度自分の目標を思い出してみませんか?

ここは、失敗してもいい場所。そして、人との距離感を練習する場所です。

「気まずさ」の先に進むために、まずは自分をどう変えていくか。私たちはその歩みを全力でサポートします。